突然のサラリーマン卒業と退職してから1年間の話

こんにちは!アイデアフラッシャーのにわです。

今回は専ら自分語りの記事になります。
おそらく有益なことはあまりないのですが、キャリアに悩む方や似たような境遇の方と希望や勇気をシェアできたら嬉しいと思って書くことにします。

目次

サラリーマン卒業から1年。感謝の気持ち

笑う馬

昨年のこの日、私は突然サラリーマンを卒業することになりました。

客観的には職を失った状態です。
後に振り返って「サラリーマンを卒業した」と表現できたのは、ラッキーだっただけかもしれません。

前日の夕方、急遽会社都合で多くの仲間が退職することになったと告げられ、
私は残留を求められたのですが、マネジメントする側でもあった立場上、どの面下げて会社に残るのか…という思いもあり、退職を選びました。
(そのときのエピソードだけで本が3冊くらい書けそうなのですが、あいにくこのサイトでは暴露本のような記事を書くつもりがなく、お知りになりたい方は飲みにでも行きましょう)

おかげさまで、専業フリーランスとして生活できております。
家族とお仕事くださる方、仲間や味方でいてくださる方々のおかげです。
改めて御礼申し上げます。本当に、いつもありがとうございます。


しばらくは、このスタイルで、LOVEME&COMのお仕事やパートナー企業さまでのお仕事を続けてまいります。
本日からもかわらず、どうかよろしくお願いいたします。

ここからは、私が幸せに過ごせた理由や思いを書いてみます。

気楽に過ごせた理由

私自身が気持ちを楽にして、幸せに過ごせた理由を突き詰めて考えたら、
自分の本心で決めたから
という点が大きいと思います。

  • 家族のことがあって…
  • お金がなさすぎて…
  • キャリアが心配で…
  • 体力が続くかどうか…
  • うまくいくかどうか…

いろいろな理由で、自分の気持ちだけでは決められないから、苦しみます。
私自身もなかなか、100%完全に自分の思いだけで動くことはできていません。
家族もいますし、お金持ちではないので生活できなければ困ります。

大切なのは、取り得る選択肢の中で「自分で選び取った感覚」を持つこと。
いろいろあるなかで自分の思いで決めた、と自覚できる状態であったことが、かなり心の安定につながっていたと思います。

なんらかの診断ツールで「〇〇タイプ」と出たからこうしなければならない、とか、
指導者やコンサルタントから言われたからそのとおりにしなければ、とか、
こうするとKPIにしている数値が下がるから(上がるから)~しなければならない、とか、
権威・理論などにしたがって、方法やテクニック、テンプレートに縛られていると、
うまくいかなかったときにそれが言い訳になるだけで、結局幸せにはなれないと、私は考えています。
自分の思いに向き合って、幸せになるひとつの手段として、方法やテクニックを選んで用いるぶんには、とても有意義ですよね。

小さな失敗や「こうすればよかった」というのは、どこまでいってもあるものでしょうが、自分自身で決めているから「そうか、今回はこうなんだな」と、軌道修正も早くできました。

家族との関係で変わったこと

突然会社を去ることになったとき、一応我が家でも家族会議のようなものをしました。
夫とは仲が良いほうだとは思いますが、それでも迷惑をかけてしまう、という思いはありました。

自分のせいで招いたことではないにしろ、自分を責めてしまう思いがなかったわけではありません。

サラリーマン卒業の前から、私の場合「もしかしたら独立するかも」という話はしていて、
夫は「ちょっと独立が早まっただけって考え方もあるし、転職してもいいし、焦らず考えたらいい」と言ってくれましたが、焦りもゼロではありませんでした。

このときの話で、「焦って決めても家族は嬉しくない」とある程度理解したので、
もしかすると少しの間、収入が激減するかもしれないが、自分のやりたいことをやってみたい、と伝えました。

一度発言してしまうとかなり気が楽になりました。
うまくいかなかったら、また仕切り直そう。
いまでも、いつでも仕切り直せると思って生活しています。

不思議なものですが、自分で決めて、最大の味方を得ることだけでも、人はのびのびと生きられるのですね。

仕事仲間との関係で変わったこと

勤め先の仲間には、退職するその日に「あなたの同僚・上司でいられるのは今日までしかない。あとは社会人としてかかわりたい」と伝えました。

その後、希望する人の転職のお手伝いをしたり、面談の設定をしたり、夢中で退職日を過ごし、自分のことをかまっている余裕がほぼありませんでした。
けれども、仲間として最後にできることだけはしたかった、自分のその思いに正直になれたことで、大きな後悔が残らずに済みました。

会社に忖度して動くことはいくらでもできたでしょうが、ひとりの社会人としてのポリシーにしたがって、動いた感覚です。
加えて、会社に対してのネガティブな思いも消化できたし、自分が身をおいた場、成長させてもらえた場への感謝の気持ちももてました。

そこからフリーランスとして動くときにも、自分のポリシーや目的、仕事観に問いかけて、納得できないことや不安なことは、上下関係をとわず伝えるようになりました。
コミュニケーションを生業にしているものだからこそ、伝える勇気を持っていたいし、そこからいくらでも変われると信じているからです。

「嫌われる勇気」とでも言うのかもしれませんが、嫌われるとことの本質はそこかと考えるようになりました。

私はキャリアコンサルタントではないけれど

フェンスと猫、子ども、犬

私はキャリアコンサルタントでも、大きな会社の経営者でもありません。
けれども、毎日いろいろな方からご相談があり、話をして、アイデアフラッシュやコミュニケーションについてやりとりしています。

そのなかで大切にしているのは、経営者の方や、ご相談される方自身が決めるということ。

私も、自分ひとりでは乗り越えにくく、たくさん仲間や師匠を頼ってきました。

立派なことは申せませんが、人生何周目?とか、歳のわりにいろいろ経験しているとかいわれますが、
ひとりの人間として、社会人として本音で向き合うのは得意です。

ご自身で決める勇気がないとき、踏み出しにくいとき、モヤモヤするときに、
思い浮かべていただける存在になれたら、私は嬉しいです。

大きな決断も、小さな決断もありません。
すべて尊い意思決定です。
あなたと、あなた自身とのコミュニケーションも、心から応援します。

皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

ご覧いただき、ありがとうございます!

話しかけてみたい方は、公式LINEでもお待ちしております。

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