「こっちじゃなかった」突っ走らずに済んだ壁打ちの話

こんにちは!
アイデアフラッシャーのにわです。

お困りごとがあるときにご相談いただけるのはありがたいことです。
しかし私はよく「困りすぎるまえにご連絡ください」とお伝えしています。
本日はそんなお話のなかから、お許しいただいたケースについてご紹介します。

目次

よくあるご相談「これを始めるのですが」

打ち合わせ

経営者さまやマネージャー層の方から多いご相談のひとつがこちら。

これを始めるから、PRの相談に乗ってほしい!
打ち出し方やネーミング、コンセプトを考えてほしい!

こんなときには私もワクワクして、ほう、どんなお話かくわしくお聞かせください!
と前のめりになりたいー

もちろんワクワクするのですが、
体感では半分以上、データ的には90%以上
利益を出せたり、目標に届いたり、誰かが喜んだりといった成果に結びつくまでには痛みの伴う、もしくはロスの出る軌道修正を行います。

ほんのちょっとのちがいなのですが、
もう一歩手前でご相談いただくケースの場合は、もう少し早く喜びを味わうことが多いのです。
成果に「満足する」割合が高まると言えるでしょうか。

そんなケースをご紹介しましょう。

先走らなくてよかった

壁によじ登る猫

小さな会社の経営者さまからのご相談でした。

にわちゃん、僕今度こんなコラボをしようかと思うんだけど、どう思う?
最近意気投合してね、いい人なんだけど。
でも切り口がみつからない。なんかいいアイデアない?
ほら、前ちょっとうまくいかなかったことがあったじゃん、あれ繰り返すとよくないなって思って。

社交的なその方のこと。
魅力あるお知り合いとコラボをしたいと考えられたようです。
しかし、以前コラボ企画で思ったような着地がみられなかったことから、具体的に動く前にご相談いただけたのです。

既に具体的な企画があるのでも、お相手に声をかけられたのでもないとのこと。
くわしくお相手のことをお聞きしました。

あれだったら、一回さ、オンラインでもいいし、
にわちゃんとその人と僕と、3人で話しない?

私は、具体的なお話になるかどうかがわからなかったので一旦そのお話を留保して、
ご相談いただいた経営者さまと一緒に交通整理を行うことにしました。

よい点はこちら。

  • 御本人がお相手のことは信頼できそうだと感じている
  • どちらも時間的余裕はあるので、企画にあたっていずれかに負担が偏重することはなさそう

ネガティブだと考えられた点はこちら。

  • 性格や仕事の進め方が大きくちがいそうなので、いずれかがストレスを感じる可能性が高い
  • 経営において目指しているものがおそらく異なる
  • 事業内容的に無理矢理かみ合う点を探すことは不可能ではないが、世の中的にイメージしづらい(啓蒙活動がおおいに必要)
  • コラボレーションによってお客さまからのイメージが大きく変わる可能性が高い
  • 双方のサプライヤーが競合関係にあるので、利害調整を要する
  • 既存のお客さまに対して、コストパフォマンスの面で理不尽さを与える可能性が高い

ここまで整理したうえで、その経営者さまはコーヒーを飲み干し、
スッキリしたお顔でおっしゃいました。

ごめん!多分気の迷いだった!
Bさん(お相手)とは今までどおり仲良くしてもらって、
組むべきときが来たらそのときにしようかな。
冷静じゃなかったな。先走らなくてよかった。

比較的クリアに整理されたように記しましたが、
実際は何度もお話しし、壁打ちも数日間に及び、
「にわちゃん、なんでダメなん?ええ人やん」とおっしゃいながらも最終的にはこのような流れに落ち着きました。

根っこの部分、「経営において目指しているものがおそらく異なる」という点は、
お相手のことをお聞きしたり、調べたりしながら明確になっていったので、私はそこが食い違うかぎりハッピーな終結はできないだろうと考えていました。

企業間コラボレーションでは、会社のフィロソフィーや根本的な目的、思想の面で大きくずれがある場合、
お客さまが違和感をおぼえて離れたり、炎上したり、取引先が離れたりと大きな痛手を残すことがあるのです。
そんな根本的な部分を置き去りにして「いい人だから」で突っ走ってほしくありませんでした。

とはいえ、最終的には経営判断。
「難しいと思う」「困難が起きる可能性があるけれど、それでもGOしますか」と意思確認をして、きっと血が流れるであろうその歩みを見届けることもあります。
なんで止めないの、と言われることもあります。私なりの意見を伝えて、それでも突き進まれるのであれば、私に止める権利はないと考えています。

残酷だな、と自分で思うこともあります。
血が流れるその瞬間は、私もそれなりに痛みを感じます。

アイデアフラッシャーの使いこなし方。「引くに引けない状態」の前にご相談を

建物

この経営者さま以外にも、先に相談してよかった、とおっしゃるケースに多く出会います。

では、どんなときに相談するのがベターなのでしょう。
大庭の使いどころといいますか、危険回避もでき、満足もしやすいタイミングは、

引くに引けない状態になる前まで

だと思っています。

「なにも決まっていないけれど、新しいことをしたい」
「ちょっと整理したい」
という、ゼロ、あるいはマイナスかニュートラルの段階で話しかけていただけるのが、正直なところコスパは最も良いタイミングかと思います。

とはいえ、経営者ならば誰しもアイデアを持っていたり、理想があったりするもの。
それでも私がアイデアフラッシャーと名乗るのは、本当にあなたが、周囲が幸せになるためにアイデアを出し、使うからです。

なんでもかんでも、アイデアを出せば良いというものではありません。
そのアイデアは、本当にあなたを、周囲を幸せにしますか?

誰かを巻き込んだり、ものを発注したりして、引くに引けない状態になるより前に、ぜひ呼び出してくださいね(本文と矛盾しますが、引けなくなってからのご相談ももちろん歓迎いたします!)。
アイデアも、アイデアフラッシャーも、使いこなしてこそ、なのです。

ご覧いただき、ありがとうございます!

話しかけてみたい方は、公式LINEでもお待ちしております。

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建物

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