こんにちは!
アイデアフラッシャーのにわです。
昨年お手伝いしたお客さまのブランドデザインとWebサイトでの学びは、オモシロタノシズムの基本に立ち返って「ワクワク」ドリブン(注:オモシロタノシズムおじさん・タイさんにはWebサイトの骨組み部分をお願いし、コンセプトやビジネスデザインそのものは瞳さんと私で担当しました)。
お客さま自身がワクワクしながら進んでいくプロジェクトは、かかわる一同にとって幸せを感じられる時間でもありました。
今回はその一幕をシェアいたします。
なにを「するか」よりなにを「したいか」
ビジネスパートナーの瞳さんと一緒に参加した最初の打ち合わせ。
初めてお会いしたオーナー・吉崎さんは、はじめから自然体でした。
瞳さんからは「ガーデンデザイナーさん」とお聞きしていた吉崎さんは、お会いしてアイスブレイクののち、早い段階でこうおっしゃいました。
私ね、いまからすごい楽しみなんですよ~!
できれば、こんなふうに仕事したいなぁ、こんな感じに人が集まってくれたら嬉しいなぁって思うの!
これから会社の登記をして、ビジネスをはじめようとされている段階…
おかげさまでこの段階や、さらに前の段階でかかわりはじめるお客さまの事例もたくさん経験していますが、こんなに最初からワクワク感をむきだしにしてこられるオーナーさまははじめてです。
あれをしなくちゃ。
こうあらねばならない。
ガーデンデザイナーだから、こういうものもないと…
そんな固定観念は、吉崎さんにはありません。
「ガーデンデザインをする」と、お仕事の手法ありきではなく、
「私はこんなふうにしたい」「こんなことをしてみたい」「こうだったらいいなぁ」と、WANT・希望をもつこと。
なによりも素直で大切なスタンスを、最初から教わりました。
大人になったティンカー・ベル
そんな吉崎さんから受けた第一印象は「大人になったティンカー・ベル」。
私たちにもまっすぐに向き合ってくださった結果、その印象はいまでもかわりません。
『ピーター・パン』作中のティンカー・ベルの弱さは、誰かに信じてもらえないと飛べないところと、やきもち焼きの性格。繊細さが裏目に出ると苦しい生き方になりますが、その繊細さ、感性の豊かさはギフトとして育まれれば誰にも負けない財産になります。
成長したティンカー・ベルを想像してみましょう。
成長した彼女は、もちろん空を飛べるし、やきもちなんてめったに焼きません。それはきっと「自分を信じられるから」です。
吉崎さんの語り口にはいつもワクワクが溢れていて、穏やか。
語気が強いわけではないのに、一方で強いご信念も伝わってきました。
ご自身への信頼があるからこそ、強い決意や信念が溢れ出るものでしょう。
ティンカー・ベルの魅力は、遊び心(ときにはイタズラ心)、器用さ、かろやかさ、まわりに愛されるキュートなところ。それは成長しても、コアに残る部分です。
成長したティンカー・ベルのような吉崎さんの指先から、お庭にしあわせの魔法がかかります。
Bee GARDENを訪ねてみよう!
さあ、それでは吉崎さんの会社、合同会社Bee GARDENさまのサイトを訪れてみましょう。
ミツバチが飛び交うような、しあわせが飛び交うようなお庭。
そしてこのサイトもまた、お庭のようにしあわせが飛び交う場所になります。
吉崎さんの穏やかで軽やかなあり方・世界観をそのまま表現するように、瞳さんがすてきなロゴを考えてくださいました。
できるだけ、幹となる部分の文言には句点を用いず、空間・行間を豊かに味わえるように。
ここからはじまる彩りで、心がいっぱいになることを願っています。
ワクワクドリブンと余白
吉崎さんの世界観を表現するために、話し合って決め、意識したことのひとつは「余白と可塑性」。
クリエイティブにお仕事をされる吉崎さんには、ご自身でも構想をふくらませ、楽しみたいというご希望があります。
だからこそ、Webサイトも、ビジネスも、いつだって育っていけるように、余白を残し、枝葉の部分はいつでも変えられるようにしておくことを大切にしました。
Webサイトは、あえて作り込みすぎずご自身でもカスタムできるように。
そして、ビジネスやパンフレット等のPRツール一切も、読み手の解釈に委ねたり、ひろがりをもてたりするように。
「あんなこともできる!」という余白を残すことで、吉崎さんのワクワクが加速します。
こんなイベントもしようと思うんですよ~
わあ、楽しそう。よかった!と、最初からずっと、楽しい会話が続くチームです。
そんなワクワクを邪魔するものは、あえて入れない。
これも重要な選択でした。
仕様上、「えっ!?積まないの!?」と驚かれるような、入れ込むのが定石といわれるような機能をあえて入れない決断もしました(詳細は割愛)。
そんな引き算ができたのも、力強く「こうしたい」「こうありたい」と伝え続けてくださったおかげです。
楽しいことばかりではないからこそ
どんなにお手入れしたお庭にだって雨は降るし、毎日の暮らしにも、ビジネスにも、晴れの日ばかりではありません。
そんなときには、「なにをするか」ではなく「私はどんなふうに過ごしたいのか」「どうだったら幸せか」を、臆せず自分に対して、周りに対して発信できる人でいる―
シンプルでありながら、もしかすると勇気のいることなのかもしれません。
あるいは、余白がなさすぎて、自分の気持ちすら曖昧になってしまうこともあるかもしれません。
そんなときには、あなたもBee GARDENを訪れてみてください。
しあわせのゲートをくぐって胸が騒いだら、私にもそっと教えてくださいね。
Bee GARDENさまのご紹介
今回のお客さま、Bee GARDENさまのWebサイトはこちら!
吉崎さま、このたびはありがとうございました。
飛び交う続きのストーリーに、ワクワクがとまりません。
PARTNER
森川 瞳|Hitomi Morikawa
ムードプロデューサー
美しさのなかに生きることを追求するムードプロデューサー。
多摩美術大学でグラフィックデザインを学び、広告代理店にてプランナー・デザイナーとして活躍したのち、出産・育児を経験して独立。
企業やプロダクトのブランドデザイン、起業家のプロデュースをはじめとして、グラフィックデザインの枠に収まることなく、対象にアートの命をふきこむ仕事に取り組んでいる。
「ムードを形にするプロフェッショナル」であり、単に「ロゴをつくりたい」「チラシがほしい」「売上をあげたい」というだけでなく、事業や自分自身を心から愛せるようなムードとともに歩むための礎をプロデュースしてほしいときの味方。
PARTNER
株式会社クリエッセ
※しなやかに変化するのが同社の魅力でもあるため、最新情報はWebサイトへ。
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