いますぐ逃げ出したいなにかがあるわけでもないけれど、
いまの自分が最適解なのかは、わからない。

そんな20~30歳前後のあなたへ。
未来の自分と待ち合わせをしてみませんか。

人生の分岐点の手前には、必ず出会いがある

the rendez-vous point

なにをしようとしているのか
What we are trying to do

感情と理由とロジック

20~30歳前後の人たちがそれぞれに、上司や先生、家族、友人、パートナーなどのステークホルダーや理屈から離れて
自分自身の感情や心から「好き」と思えること、こうありたいという希望を描き出す時間と場をつくりたいと思っています。

コミュニティづくり、あるいは一対一の関係で話を聴いてくれる人がいる状態。
そのための器が “the rendez-vous point” です。

なぜするのか
Why we do that

「大人になっても感性を磨き続ける」機会をつくりたいと考えたからです。
それによって一人ひとりが自ら「好きだ」「素敵だ」「美しい」と思えるものを選び、満足度の高い人生を歩むことで、結果的に周囲との関係性がよくなり、満足度の高い人々が集まる未来を想像しています。そこが究極の目的です。

AIとともに暮らすことが当たり前になったいま。
個人が持つ情報も、尺度も、レコメンドであふれた世界を私たちは生きています。

そのレコメンドの世界を生きていても、きっとそのせいで衣食住に困るようなことは、すぐには起きはしないでしょう。
長期的に、たとえば私たちの3つとか、5つとか先の世代であれば、別の話だったとしても。

けれども、「面白いかどうか」「心から楽しめるかどうか」と考えると、どうでしょうか。
30年くらい前と比べれば、個人の自由や多様性がずいぶん認められるようになりました。
「敷かれたレールの上を生きるなんて!」という反骨精神に満ちたヒットソングも、いまではほとんど見かけません。
それでも、レコメンドって、ある意味「敷かれたレール」なのです。

私たちにはチャンスがあります。
それは、人間だからこそ知り得る、ざらざらとした感情・感覚を自分の身と心で味わうこと。
もっと純粋に感激したり、感情を揺さぶられたりすること。
そしてそれを、周りの人だけでなく、AIにも知らせていくこと。
そうすればレコメンドはほんとうの意味で「自分の興味」が反映されたものになり、レールを「自分で敷く」、あるいはAIとの共同作業で敷く感覚が持てるようになるのではないでしょうか。

そのためには、感じたことを感じたままに表現したり、「そんな感じ方があるんだね!」と受けとめてもらったりすることが必要。
急ごしらえの表現術とか、テクニックは、後からどうにでもなります。
「あなたがどう感じるのか、どう思うのか」を知って、そしてそこから自分なりの感性を育てていくことで、周囲の変化に気づき、面白いものや美しいものに出会えるのです。

少しずつ、どうしようもない対話を繰り返していけば、
少しずつ、自分とも周囲ともいい関係を築けるかもしれません。

ピンとくるための方法

20~30歳前後は、多くの人にとって社会的な役割が変化したり、進路など重要な決定を求められたりする時期。
世の中が変わっていくのに、聞きたいときに進路指導の先生はもういない…

そんな状況のなかで、学校を決めたり、就職や転職を決断したり、家族をもったり、恋愛をしたり…
「しなければならないこと」に追われてしまう日々に、感情すら置き去りにしてしまうことがあります。

なにかを決めるとき、自分の進路の舵を切るときや、モヤモヤして閉塞感があるとき。
「家族にも、職場や学校にも、友人やパートナーにも気を遣わなくて良いのなら」と言われると、案外返答に困るなんてことも。
ある意味、制約があるから決断できる状況を、ほとんどの人がもっています。

設けられる(気がする)締め切りに急かされながら、無理やりなにかを決める毎日。
「なにがしたかったっけ」と、呆然としてしまうことがある、ということは、珍しいものではありません。
けれども、たとえ望みどおりの「方法」が叶わなかったとしても、「本当はこうだったらいいなと思うんだ」という心からの希望を、自分が認めてやれるようになったとき、私は少し肩の荷がおりて、自分の決断を自分で応援してやれるようになりました。

「大人になっても感性を磨き続ける」ことと、自分の感覚や思いを受け止めていくことは、通じ合っていないように思われるかもしれません。
けれどもいつだって、自分が、理屈では語れない思いが、感覚が出発点でいいはず。
それが、私たち人間に課されたミッションではないでしょうか。

どんな方法ではじめるのか
How do we start that

まずは、ともに歩んでくださる20~30歳前後の方とお話しし、ニーズ調査を行いたいと考えています。
ゆくゆくはコミュニティ化し、以下のような取り組みをしようと考えています。

期間限定・偶然の出会い

2025年10月11日追記:ニーズ調査ご参加者さまの声を受けて、こちらは「最初の時点では行わない」方向になる見込みです。ある程度場が育ってから、心理的安全性が担保されてからということを希望するお声が多いこと、また個々人の好みによるご希望(「マンツーマンでのおはなしにウェイトをかけてほしい」)が複数集まったためです。

自分で意図しない(自分の好みや意思が影響を及ぼすレコメンドとは異なる)期間限定のグループがつくられます。
そのグループでなにかに取り組んでもかまいませんし、ただ話すだけでも、なにもしなくてもかまいません。
「この人は合うなぁ」「なんかしっくりこないなぁ」など、純粋に感じとる場としてご活用ください。

もしもグループの期間が終了しても、そこからさらにつながっているような、なにかがはじまるようなことがあれば、管理人は泣いて喜びます。

マンツーマンのおはなし

イメージ的には「メンタリング」に近いと思いますが、あえてメンタリングとか、コーチング、1 on 1という言葉は用いません。

一対一で管理人やあなたに出会ってほしい人と話せる場を設けます。
管理人以外の人と話すことが必要と考えるときには、管理人が適任者におつなぎします。

まずはオンラインで

まずはオンラインではじめることを想定しています。
もしチャンスがあれば、実際に会えるような機会を設けるもの素敵ですね。
あなたに合う方法でご参加ください。

ニーズ調査の段階では、原則オンラインミーティング形式でお話を伺い、必要に応じてオンサイトでお会いする形を採ります。

参加する前に一度お会いする場を

コミュニティをつくりあげるうえで重視しているのが「心理的安全性の高さ」です。
どんなに素敵な人であっても、相性の問題もありますので、一度お会いしてお互いに雰囲気を感じとる機会を設けます。
これは、私たちが人を選ぶというだけでなく、あなたにも選ぶ権利があるということです。

参加する人が学びあうもの
Key Takeaways

the rendez-vous pointの目的・目指すものは「大人になっても感性を磨き続ける場をつくること」と、それによって一人ひとりが自らの美意識を知り、高め、満足度の高い選択ができ、結果的に満たされた人々が増える社会を目指すこと。

その過程で参加する人がともに学びあえるもの(「メリット」「得られるもの」とも言えるかもしれません)の例は以下のとおりです。

  • 自分に必要な学びがわかり、スキルアップや身を置く場所の選択ができるようになる
  • 自分にあう人がどんな人かわかり、人間関係を能動的に築けるようになる
  • 自分にあうライフスタイルがわかり、そのためにどうすればよいか計画を立てられるようになる
  • 自分の苦手なことがわかり、頼るべき人やサービスが選択できるようになる
  • 職業・学問ベース、スキルベースでなく、実際の場(組織・チーム・人間関係)において自分の特性を活かせるポジションや役回りがわかり、身を置く場所や身の振り方を調整できるようになる
  • 説明できなかった違和感やモヤモヤする気持ちを認め、なぜそう感じたのかを理解・納得でき、これから起こる出来事を自分なりに再解釈できるようになる
  • 自分がこれから力を発揮する場所や力になれそうな相手がわかり、相手だけでなく自分のことも満たし、やりがいを感じられる仕事・勉強ができるようになる

こんな方に出会いたい
The people we want to meet

私たちはこんな方に出会いたいと思っています。

  • なんとなく仕事・勉強をこなしているが、とりたててそれが「好き」とは言えない
  • モヤモヤすることもあるが、説明しづらい
  • 将来のことを考えると、つまらない
  • 「優秀だよね」「できるよね」と評価されるが、ちっとも自信がもてない
  • 資格を取っても、受験をがんばっても、ピンとこない
  • 「自分の代わりはいくらでもいるしな」と思う
  • 動画やSNSを観てもあまりおもしろくない
  • 昇進、スキルアップ、起業など社会的評価がないことに焦りを感じる
  • 「良さそう」と思ってどこかに行ったりなにかを食べたりしても、心が動かない
  • キラキラした世界は、自分とは別次元だろうなと思う
  • 上司や転職エージェントさん、家族とは別のところで進路について向き合いたい
  • これから自分が何を学んで、身につけていこうかと考えている
  • 利害関係のない人と話してみたい
  • 知らない人の生き方・働き方を垣間見てみたい
  • 以前とは価値観が変わってきている気がする
偉い人になりたいわけではない

ちょっと合わないかもしれない方

the rendez-vous pointとはミスマッチを起こしてしまう方もいらっしゃると思います。たとえばこんな方です。

  • いますぐ答えがほしい
  • 鉄板パターンを知りたい
  • 自分の知っている「型」「進路」以外の選択肢を受け容れにくい
  • いまある(明示的/暗示的に知られている)枠のなかで評価されることが重要だと思う
  • まずは、誰かにおすすめされてから自分で選ぶスタイルが良い
  • スキルがつかない、お金を稼げないことは無駄だと思う
  • 寄り道している時間はない

管理人はこんな人
About the Admin

the rendez-vous pointの管理人、大庭 愛実と申します。
LOVEME&COMというプロジェクト(屋号)でも活動しており、お仕事のことはこちらに書いております。

the rendez-vous pointの着想にも関係する、大庭の若い頃の話をさせてください。

私は、大学で学ぶのが楽しくて、少し長めに研究生活を送りました。
文系の学科でしたが、専攻したのが生命倫理学という領域。医学や看護学にも触れながら、広く学べるのは楽しい日々でした。
けれども、このままドクター課程に進んでもポストがないことがなんとなくわかっていたのと、本当にお金がなかった!のとで、就職を選びました。

そもそもお金がない学生生活でしたので、大学に入る前くらいから、まあまあのペースで(多いときは1日36時間分くらいの感覚)働きながら勉強しました。(このころからライターとしてお仕事をいただき、仕事のキャリアで最も長いものが物書きになりました!)
「忙しい人」と思われるかもしれませんが、若気の至りもあり、それなりに学生生活を楽しむ余裕もありました。

育った家庭や親への気兼ねと、違和感が同居する日々。
お金がないのに、研究にかこつけてバックパッカー生活をしたり、籍を置く大学以外にも勉強に行ってみたくて、多拠点生活をしたり。
気丈に振る舞っていましたが、いま思えば居場所を探していたのだと思います。

入った学部からいろいろ進路変更をして、大学院で学びに没頭して、就職活動。
就職活動中に東日本大震災が起こります。企業さまにもいろいろあって、内定取り消しを経験。
なんとか就職先が見つかったものの、今度は「転職なんてしたら、もしも合わなかったら、仕事なくなっちゃうかも!」と思い込んでしまいます。

モヤモヤしながら過ごしており、たまたま知り合った人たちから転職を勧められますが、踏み切れずにいました。
そうこうしているうちに実家の問題が膨らんでしまい、当時お付き合いしていた夫の家に転がり込むことに。
多拠点生活をしてもなお、出ることはなかった実家を、周囲に背中を押される形で出る決断をします。
実家がどうなってしまうんだろう!と毎日悪夢を見る日々を経て、日にち薬で新しい生活になじんでいきました。

そこからいくつかの仕事を経験するなかで、パワハラに遭っているのに自分が鈍感だったり(!)、職場が被災したり、結婚したのに毎日終電逃しをしたり、リモートネイティブの会社に勤めたり、コロナ禍になったり…
たまたま最後に勤めた会社の経営上の都合で退職せざるを得なくなり、良いタイミングだったのでフリーランスとして働いてみることに。

パートナー企業さまや仕事仲間たちとお仕事するだけでなく、夫とも一緒に仕事をすることになり、変化を楽しみながら現在に至ります。

余談ですが、私は比較的「学びへの自己投資」が好きなタイプ。好奇心旺盛なタイプだったので、学生時代からさまざまな学びにトライします。国家資格もいくつか取りましたが、「無駄だったな―」という資格や勉強はいまのところありません。「学生時代」とあえて表現しましたが、大学や大学院を出てからも何度も学校に入っているので、これまで学生一本、社会人一本だった時期がどれだけあるかと問われると、若干お返事に困ります。

そのかわり、起業塾とか、自己啓発系のものには興味が沸きませんでした。スキルをつけるのにもわりと本気の学校に行ってしまいましたが、自分の性格と合っていたようです。教育訓練給付を利用したこともありますし、自分ですべて費用を捻出したこともありますが、自分で心から満足のいく学び方を選択して力を高めていきたい方には、少しお力になれるかもしれません。

もしもこれらの過程で、忖度しない自分の思いを自分に許せていなかったら、この生き方はしなかったと思います。
随所随所で助けてくれる先輩がいて、そこにランデヴーポイントがあったからこそなのです。
会社を辞める事情はなかなか辛いものでしたが、会社を辞める前に出会った仲間たちと師匠に助けられ、前を向けた実感があります。
学生時代にお金がなかったのに進学を決めたときも、夢を追いきれず就職を選んだときも、実家を出たときも、結婚をきめたときも、周りの尺度で決めていたら、後悔したことでしょう。

すべての人に、自分の未来との待ち合わせを。
そんな気持ちで、このプロジェクトを始めます。

20~30歳前後の最初の協力者、募集
We are launching our needs research

the rendez-vous pointでは、これからプロジェクトを進めるにあたり、ニーズ調査に協力してくださる方を募集いたします。
ご協力いただける方はぜひエントリーください。

対象となる方

20~30歳前後で、the rendez-vous pointの価値観に共感できる方。
「自分の未来と待ち合わせ」をしてみたい方。
対象かどうかわからない方は、ご相談ください。

参加費

ニーズ調査の段階では、無料です。

エントリー方法

ニーズ調査ご協力へのエントリーは、SNS経由もしくはフォーム送信のいずれかで承ります。

the rendezvous-pointの一連の取り組みは、LOVEME&COMのイベント・セミナー等実施規程に基づき実施いたします。

大切な個人情報・機密情報をお預かりしますので、お申し込み前にプライバシーポリシーをご確認ください。

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