今回書いた分では特に
「書きながら整理された」点が大きいと感じます。
アップデートは常にしておきたいタイプ、というと意識が高いように思われそうですが
私は色々と試すのが趣味のような人間で、あえて大きく変えたいことはと問われると、
頭の中でまた楽しくイメージが膨らんでいきました。
少し最近、涙もろいのか、
悲しいことに感情移入するよりも、
誰かの努力したお話やヒストリーを聞くにつけ、
涙なしではいられない、ということがあります。
うちにテレビはありませんが、
サブスクで観ているビジネス系コンテンツ、
「ガイアの夜明け」とか
「カンブリア宮殿」なんかでも
もうだめです。
最近はメルヘンの社長のお人柄で泣けました。
美幸さんのお手紙には、
いつもパワーがあり、お気遣いもあり
毎日が挑戦にあふれているのが伝わってきます。
その中でも今回は、
彼女の傷ついた体験と、
そこからご自身のコアをみつける過程が書かれています。
祇園の街という厳しい世界で生き抜いていくにも、
きっと方法やフィットするやり方はひとつではないと思うのですが、
誰かからの指摘をうけいれて、そして試行錯誤をかなり速いスピード感でこなしていくこと。
人を癒し落ち着かせる、ゆったりとしたところがみえていても、
それはもしかすると、
驚くほどの勉強と、やり直しと、
チャレンジを高速で繰り返すのが何周も回ってゆっくりにみえているだけなのかもしれないのです。
大阪に住んでいた頃、
お世話になったママもそうでした。
「新聞は毎日読むんや~」
新聞って、三大紙とか五大紙といわれますよね。
ママが出してきたのは16部くらい。
よく言う五大紙と地方紙、
それからスポーツ紙や業界新聞。
業界新聞は毎日ではないこともあり
日によって部数は異なるそうです。
いまは電子版を愛読しているかもしれません。
お店の控室には新書や漫画、新旧の文庫本もあり、
泣いているキャストには
「元気だしぃや」と
冷蔵庫から手作りの煮物を出し、写真集をスッと横に置いていく
気遣いも素敵な方です。
「聴く」とは、
そんなに簡単なことではありません。
それも祇園の街での「聴く」とは、
表面的なものよりもずっと深い、人生やあり方を聴くことなのです。
なんだかその美幸さんのお姿が目に浮かぶようで、
拝読しながらちょっと泣きました。
ダメですね。
完全にBGMが宮本浩次さんになっていました。
今回のお手紙からは、
美幸さんのお仕事観、人生観が感じとれると思っています。
ぜひご覧くださいね。
PARTNER
有安 美幸|Miyuki Ariyasu
戦略的コミュニケーションプロデューサー・MC
元祇園No. 1・人の心を掴んで離さないプロフェッショナル。
有安さんと大庭さんの往復書簡は、SNS上での出会いをきっかけに、
美幸さんの心のこもったメッセージに感銘を受け、往復書簡としてメッセージのやりとりを重ね、公開するプロジェクト。
お互いコミュニケーションのプロとして活動しながら、日々を楽しんで暮らす様子を
フレッシュに、時に胸のドキドキや痛みとともにお届けします。